最終更新日: 2026年1月18日
NotebookLMは、Googleが開発したAI搭載のリサーチ&ライティングアシスタントです。このページでは、初心者の方でも分かるように、NotebookLMの基本から活用方法まで詳しく解説します。
NotebookLMとは?
簡単に言うと
NotebookLMは、あなたの資料を読み込んで、それを元に質問に答えてくれるAIアシスタントです。
特徴
✅ あなたの資料だけを参照
- アップロードした文書やPDFの内容だけを使って回答
- インターネット上の情報は使わない
- より正確で信頼性の高い回答
✅ 複数の資料を統合
- 複数のPDF、文書、ウェブページを同時に読み込める
- それらを横断して情報を整理
✅ 引用元を明示
- 回答の根拠となる部分を表示
- どの資料のどこから情報を取ったか分かる
何ができるの?
主な機能
1. 資料の要約
長い論文やレポートを短くまとめてくれます。
例:
- 100ページの報告書 → 3ページの要約
- 複数の資料 → 1つのまとめ
2. 質問への回答
資料の内容について質問すると、答えてくれます。
例:
- 「この報告書の結論は?」
- 「予算はいくら?」
- 「リスクは何が書かれている?」
3. アイデアの整理
複数の資料から共通点や違いを見つけてくれます。
例:
- 「3つの提案書の違いは?」
- 「共通する課題は?」
4. 文章の作成
資料を元に、新しい文章を作成できます。
例:
- プレゼン資料の作成
- レポートの下書き
- メールの文案
始め方・アクセス方法
Step 1: アクセス
公式サイト:
https://notebooklm.google.com/
Step 2: ログイン
- Googleアカウントでログイン
- 無料で利用可能(2025年3月時点)
Step 3: 新しいノートブックを作成
- 「新しいノートブック」をクリック
- ノートブックに名前を付ける(例:「プロジェクトA資料」)
基本的な使い方
📁 資料のアップロード
対応ファイル形式
- PDF (.pdf)
- テキストファイル (.txt)
- Googleドキュメント
- Googleスライド
- ウェブページ (URLを貼り付け)
- 音声ファイル (一部対応)
アップロード手順
- 「ソースを追加」をクリック
- ファイルを選択 or URLを貼り付け
- アップロード完了を待つ
💡 ポイント:
- 1つのノートブックに最大50個のソースを追加可能(制限は変更される可能性あり)
- 大きなファイルは処理に時間がかかる場合があります
💬 質問の仕方
基本的な質問
この資料の要約を教えてください
主なポイントを3つ挙げてください
結論は何ですか?
具体的な質問
2023年の売上高はいくらですか?
リスクとして挙げられているのは何ですか?
提案されている解決策を教えてください
比較の質問
資料AとBの違いは何ですか?
3つの提案の共通点は?
📝 回答の見方
NotebookLMの回答には、以下の特徴があります:
引用元の表示
回答の横に [1] [2] などの番号が表示されます。
例:
売上高は500万円でした[1]。前年比で20%増加しています[2]。
この番号をクリックすると、元の資料の該当箇所が表示されます。
ソースの確認
- 回答がどの資料から来ているか確認できる
- 情報の正確性をチェックできる
具体的な活用例
📚 学習・研究
論文の要約
シーン:
複数の論文を読んで、レポートを書く必要がある
使い方:
- 論文のPDFをアップロード
- 「この論文の主な主張を要約してください」と質問
- 「研究方法は?」「結果は?」と深掘り
メリット:
- 時間の節約
- 重要なポイントを見逃さない
- 複数の論文を比較しやすい
💼 ビジネス
会議資料の準備
シーン:
複数の報告書から、プレゼン資料を作る
使い方:
- 関連する報告書をすべてアップロード
- 「主要な課題を3つ挙げてください」
- 「解決策の提案をまとめてください」
- 回答を元にスライドを作成
メリット:
- 資料作成時間の短縮
- 情報の抜け漏れ防止
- 複数資料の統合が簡単
契約書のチェック
シーン:
長い契約書の重要ポイントを確認したい
使い方:
- 契約書PDFをアップロード
- 「重要な条項を教えてください」
- 「解約条件は?」「支払い条件は?」と質問
⚠️ 注意:
- 法的判断は必ず専門家に相談
- NotebookLMは参考情報として使用
📖 コンテンツ作成
ブログ記事の執筆
シーン:
複数の参考資料を元に、ブログ記事を書く
使い方:
- 参考資料(PDF、ウェブページ)をアップロード
- 「この内容を初心者向けに説明してください」
- 「具体例を3つ挙げてください」
- 回答を元に記事を執筆
メリット:
- リサーチ時間の短縮
- 情報の整理が簡単
- 引用元が明確
🏠 日常生活
旅行計画
シーン:
旅行ガイドブックのPDFから情報を整理
使い方:
- ガイドブックのPDFをアップロード
- 「おすすめの観光地を5つ教えてください」
- 「各スポットの営業時間は?」
- 「効率的な回り方を提案してください」
便利な機能
1. ノートの作成
質問と回答をノートとして保存できます。
使い方:
- 重要な回答の横にある「ノートに追加」をクリック
- 後から見返せる
- 編集・追記も可能
活用例:
- 重要なポイントをまとめる
- 自分のコメントを追加
- チーム内で共有
2. 要約の自動生成
「要約を作成」ボタンを押すと、アップロードした資料全体の要約を自動生成します。
生成される内容:
- 主要なトピック
- 重要なポイント
- キーワード
3. 関連する質問の提案
回答の後に、「関連する質問」が自動で表示されます。
例:
質問: 「この報告書の結論は?」
→ 関連質問: 「その結論に至った理由は?」「具体的なデータは?」
メリット:
- 深掘りしやすい
- 見落としていた視点に気づける
4. 引用の管理
すべての回答に引用元が表示されるため、情報の信頼性を確認できます。
活用例:
- レポート作成時の参考文献リスト作成
- 情報の正確性チェック
- 出典の明記
他のAIツールとの違い
NotebookLM vs ChatGPT
| 項目 | NotebookLM | ChatGPT |
|---|---|---|
| 情報源 | アップロードした資料のみ | インターネット全体 + 学習データ |
| 引用 | 明確に表示 | 基本的になし |
| 正確性 | 資料に基づくため高い | 幻覚(ハルシネーション)の可能性 |
| 用途 | 資料の分析・要約 | 一般的な質問・創作 |
使い分け:
- NotebookLM: 特定の資料を深く分析したい時
- ChatGPT: 一般的な知識や創作が必要な時
NotebookLM vs Claude
| 項目 | NotebookLM | Claude |
|---|---|---|
| 資料の扱い | 専用のノートブック管理 | チャット内でファイル添付 |
| 複数資料 | 最大50個まで統合可能 | 1回の会話で数個まで |
| 引用管理 | 自動で整理 | 手動で確認 |
使い分け:
- NotebookLM: 複数資料を長期的に管理・分析
- Claude: 1-2個の資料を即座に分析
よくある質問
Q1. 無料で使えますか?
A. はい、無料で利用できます(2025年3月時点)。
ただし、Googleアカウントが必要です。
Q2. 日本語に対応していますか?
A. はい、日本語に対応しています。
- 日本語の資料をアップロード可能
- 日本語で質問できる
- 日本語で回答が返ってくる
Q3. どんなファイルをアップロードできますか?
A. 以下の形式に対応しています:
- PDF (.pdf)
- テキストファイル (.txt)
- Googleドキュメント
- Googleスライド
- ウェブページ(URL)
- 音声ファイル(一部)
ファイルサイズの制限:
- 1ファイルあたり最大500MB程度(変更される可能性あり)
Q4. アップロードした資料は安全ですか?
A. Googleのプライバシーポリシーに基づいて管理されています。
重要なポイント:
- アップロードした資料は、あなたのアカウントにのみ紐付けられます
- 他のユーザーには見えません
- ただし、機密情報は慎重に扱うことを推奨
推奨:
- 社外秘の資料は会社の規定を確認
- 個人情報を含む資料は注意
Q5. 複数人で共有できますか?
A. 2025年3月時点では、共有機能は限定的です。
現状:
- ノートブックは基本的に個人用
- 共有機能は段階的に追加される予定
代替案:
- 生成した要約やノートをコピーして共有
- Googleドキュメントにまとめて共有
Q6. インターネット接続は必要ですか?
A. はい、必要です。
NotebookLMはクラウドベースのサービスのため、常にインターネット接続が必要です。
Q7. スマートフォンで使えますか?
A. ブラウザ経由で使用可能です。
- 専用アプリはありません(2025年3月時点)
- スマホのブラウザでアクセス可能
- ただし、PCでの使用を推奨(画面が大きい方が使いやすい)
Q8. 他のAIツールと併用できますか?
A. はい、併用可能です。
おすすめの使い方:
- NotebookLMで資料を分析・要約
- その結果をChatGPTやClaudeに渡して、さらに加工
例:
- NotebookLM: 論文3本を要約
- ChatGPT: その要約を元にブログ記事を執筆
注意点・制限事項
⚠️ できないこと
1. インターネット検索
NotebookLMはアップロードした資料のみを参照します。
❌ 「最新のニュースは?」
❌ 「今日の天気は?」
→ これらはChatGPTやBingの方が適しています
2. 資料にない情報の生成
資料に書かれていない情報は、基本的に生成しません。
❌ 資料: 「2022年の売上は100万円」
質問: 「2023年の売上は?」
→ 答えられません(資料にないため)
3. 画像の詳細分析
PDFに含まれる画像は、テキストほど詳細に分析できません。
対応:
- テキスト部分は正確に読み取れる
- 図表の説明文は読み取れる
- 画像そのものの詳細分析は限定的
🔒 プライバシーとセキュリティ
注意すべき情報
以下の情報をアップロードする際は注意してください:
- 個人情報(氏名、住所、電話番号など)
- 機密情報(社外秘資料、契約書など)
- 医療情報
- 金融情報
推奨:
- 会社の情報セキュリティポリシーを確認
- 必要に応じて情報を匿名化
- テスト用には公開情報を使用
📊 制限事項
ファイル数
- 1つのノートブックに最大50個のソース(変更される可能性あり)
ファイルサイズ
- 1ファイルあたり最大500MB程度(変更される可能性あり)
言語
- 主要言語に対応(日本語、英語など)
- マイナー言語は精度が落ちる可能性
💡 効果的な使い方のコツ
1. 質問は具体的に
❌ 悪い例:
この資料について教えて
✅ 良い例:
この報告書の主な課題を3つ、それぞれ100文字以内で教えてください
2. 段階的に深掘りする
ステップ1: 全体像を把握
この資料の要約を教えてください
ステップ2: 詳細を確認
2章の内容を詳しく説明してください
ステップ3: 具体的な情報を取得
予算の内訳を教えてください
3. 複数の資料を比較
資料Aと資料Bの主張の違いを表形式でまとめてください
3つの提案書で共通している課題は何ですか?
4. 出力形式を指定
箇条書きで教えてください
表形式でまとめてください
初心者向けに、簡単な言葉で説明してください
🚀 まとめ
NotebookLMが向いている人
✅ 大量の資料を読む必要がある人
✅ 複数の文書を比較・分析したい人
✅ 正確な情報源が必要な人
✅ レポートや論文を書く人
✅ ビジネス資料を作成する人
始めるための3ステップ
Step 1: https://notebooklm.google.com/ にアクセス
Step 2: 試しに1つの資料をアップロード
Step 3: 「この資料を要約してください」と質問
さらに学ぶには
- AI活用ガイド トップ – 他のAIツールも学ぶ
- AIツール比較 – NotebookLMと他ツールの比較
- AIニュース – 最新のアップデート情報
📞 お問い合わせ
NotebookLMの使い方で分からないことがあれば、お問い合わせフォームからご連絡ください。
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最終更新日: 2026年1月18日
執筆者: AI活用ガイド編集部
以上が、NotebookLMの初心者向け解説記事です。
✅ 確認した主なポイント
- 正確性: 2025年3月時点の情報に基づいて記載
- 分かりやすさ: 専門用語を避け、具体例を多用
- 構成: 目次付きで読みやすい構成
- 実用性: 具体的な活用例を豊富に掲載
- 注意事項: 制限事項やプライバシーについても明記

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